「僕のジョバンニ」を読んだ感想

穂積先生の「僕のジョバンニ」を読んでみた感想です。

僕のジョバンニ1巻を読んでみました。

まんが大好きアラフォーOLのなおこです。

 

f:id:chuso:20180618104022j:plain

 

 
 
穂積先生の『僕のジョバンニ』1巻を読んでみました。
 
 

f:id:chuso:20180621101805j:plain

 
 
 

田舎の神童と孤児の出会い

 

田舎町に住む少年・鉄雄は、祖父の影響でチェロを始めた。東京のコンクールで優勝するほどの腕前だったが、田舎の同級生はいまいちチェロに興味を持たないため一人寂しく演奏していた。
 
そんななか、ハーフの少年・郁未が海難事故で遭難する。海の中でもがきながらも不思議なチェロの響きに導かれ奇跡的に助けられる。
 
その後、身寄りを失った郁未は鉄雄の父が引き取ったため鉄雄と一緒に暮らすこととなったが、鉄雄のチェロを聞いて事故の時自分を浜まで導いてくれた音色は鉄雄のものだったと確信する。
 
 
「この先何があってもお前を孤独にはしない」
 
 
郁未の鉄雄に対する懐きようったらありゃしない。まるで命の恩人であるかのように鉄雄を信奉するのだった。
 
それ以来、郁未は常に鉄雄と過ごすようになり次第にチェロを学び始める。
 
 
しかし、郁未はチェロの才能に恵まれていた。
 
 
コンクールで優勝するほどの実力の鉄雄をみるみるうちに凌駕するようになり、二人の関係性は徐々に変化してきます。
 
 
 
感想
 
 
一緒に兄弟のように育ってきた二人ですが、それまで懸命に努力を重ねてきた鉄雄にとっちゃ、いきなり出てきてチェロをメキメキと上達させる郁未は見ていて辛いことでしょうな。
 
努力に努力を重ねてもやはり天才には敵わないのか。
 
辛いけどこれってマンガの世界の中だけでなく人生でもよく起こる永遠のテーマですね。
 
私も仕事や習い事などでこれと似たような経験はしたことがあるので読んでいてヒリヒリします。
 
このあとの展開が楽しみです。