「僕のジョバンニ」を読んだ感想

穂積先生の「僕のジョバンニ」を読んでみた感想です。

僕のジョバンニ3巻を読んでみた。

まんが大好きアラフォーOLのなおこです。

 

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穂積先生の「僕のジョバンニ」3巻の感想です。
 

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鉄男と郁未、運命の再会

 
5年ぶりに再会した鉄雄郁未はともにコンクールに出場。
 
 
 
鉄雄の演奏はすっかり変貌していました。
 
自由で個性的な演奏。。。しかし、途中からボロボロに崩れてしま予選敗退してしまいます。
 
 
 
日本に帰国した百合子はそんな鉄雄の演奏を見ていきなり殴ります
 
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「その演奏はお前である必要があるのか?」
 
 
 
 
鉄雄の技術だけを見せつける演奏を叱ったのでした。
 
 
鉄雄は悔しい思いをしたが、これが自分の実力なんだと冷静に分析し受けとめます。
 
 
 
 
 
 
一方、郁未は圧倒的な実力を見せつけたが本選を辞退
 
 
 
「僕は、昔の演奏の方が好きだったな」
 
 
郁未は変わってしまった鉄雄のチェロに不甲斐なさを感じていました。
 
 
 
でも、鉄雄はそんな実力の差は十分に理解しているようです。
 
 
 
しかしそのあと、鉄雄の真の目標はチェロ奏者ではなく、驚いたことに作曲だったことが明らかになります。
 
 
 
 
 
感想
 
 
郁未は、コンクールで鉄雄と相対峙することが目的で優勝することは眼中になかったんですね。

一方、鉄雄は驚きです。あんなにチェロに執着してたのに。
 
と、思ったけど兄の哲郎は昔、鉄雄が作曲家になりたがってたことを思い出してました。
 
将来、鉄雄が作った曲を郁未が弾くなんて展開になるんでしょうか
 
ますます目が離せません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

僕のジョバンニ2巻を読んでみた

まんが大好きアラフォーOLのなおこです。

 

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『僕のジョバンニ』2巻を読んでみました。
 

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チェロが別つ二人の運命 

 
 
同い年の鉄雄と郁未。
 
鉄雄を超リスペクトする郁未は鉄雄に続きチェロを始めますが、予想外の才能を発揮
 
あれよあれよという間に鉄雄を抜き去ってしまうのです。
 
 
圧倒的な才能を持つ郁未
 
どうしても敵わないと思った鉄雄はなんと小学校卒業を前にイタリア留学を決意!
 
さらにチェロの腕前を磨くため一大決心をしたのでした。
 
 
 
あっという間に時は流れ5年後、変貌した鉄雄が日本に帰国します。
 
イタリア生活のせいか小学生の時とは打って変わって見た目も性格もファンキーな感じに。
 
ラテンのノリといったとこなんでしょうか?
 
 
 
演奏もそれまでの技術に裏打ちされた精緻な演奏がまるで奔放な演奏になっています。
 
あまりにも自由で個性的に弾く鉄雄ですが、実はなんとこれは全て計算しつくされた演奏だそうで。
 
 
 
これは師匠・百合子のアイデアか、はたまた鉄雄の戦略か。
 
 
それはわかりませんが、天才・郁未に勝つための方法をいろいろと考えたんでしょうね。
 
 
 
一方、郁未もチェロを続け、日本ですっかりスターになっていました!
 
 
今後の二人の展開が楽しみです!
 
 
 
 
 
 

僕のジョバンニ1巻を読んでみました。

まんが大好きアラフォーOLのなおこです。

 

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穂積先生の『僕のジョバンニ』1巻を読んでみました。
 
 

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田舎の神童と孤児の出会い

 

田舎町に住む少年・鉄雄は、祖父の影響でチェロを始めた。東京のコンクールで優勝するほどの腕前だったが、田舎の同級生はいまいちチェロに興味を持たないため一人寂しく演奏していた。
 
そんななか、ハーフの少年・郁未が海難事故で遭難する。海の中でもがきながらも不思議なチェロの響きに導かれ奇跡的に助けられる。
 
その後、身寄りを失った郁未は鉄雄の父が引き取ったため鉄雄と一緒に暮らすこととなったが、鉄雄のチェロを聞いて事故の時自分を浜まで導いてくれた音色は鉄雄のものだったと確信する。
 
 
「この先何があってもお前を孤独にはしない」
 
 
郁未の鉄雄に対する懐きようったらありゃしない。まるで命の恩人であるかのように鉄雄を信奉するのだった。
 
それ以来、郁未は常に鉄雄と過ごすようになり次第にチェロを学び始める。
 
 
しかし、郁未はチェロの才能に恵まれていた。
 
 
コンクールで優勝するほどの実力の鉄雄をみるみるうちに凌駕するようになり、二人の関係性は徐々に変化してきます。
 
 
 
感想
 
 
一緒に兄弟のように育ってきた二人ですが、それまで懸命に努力を重ねてきた鉄雄にとっちゃ、いきなり出てきてチェロをメキメキと上達させる郁未は見ていて辛いことでしょうな。
 
努力に努力を重ねてもやはり天才には敵わないのか。
 
辛いけどこれってマンガの世界の中だけでなく人生でもよく起こる永遠のテーマですね。
 
私も仕事や習い事などでこれと似たような経験はしたことがあるので読んでいてヒリヒリします。
 
このあとの展開が楽しみです。